気になる英語表現(19‐168):throw a hissy fit
- 2019.07.20 Saturday
- 10:04
“throw a hissy fit”が登場するのは、次のビデオ記事のヘッドラインです(掲載紙は、USA Today)。
Dramatic cat throws hissy fit when it doesn't get treat
Chen Goudan, a British shorthair, is one dramatic kitty!
AP
12:00 a.m. 日本標準時 July 19, 2019
おわかりでしょうか。
“throw a hissy fit”は、「…が癇癪を起こす、が怒りを爆発させる」という熟語です。
特に、子供が駄々をこねる様を表します。
“hissy”に「癇癪、怒り」、“fit”に「発作」という意味があるために、
“hissy fit”で「癇癪発作」となり、上の意味になっているのです。
動詞は、“throw”のほかに、“have”も使えます。
ヘッドラインで冠詞“a”が抜けているのは、簡略を旨とするヘッドラインの特性です。
会話その他で使うときには、冠詞をつけてください。
“treat”は、「ご褒美」「おやつ」。
というわけで、ヘッドラインとリードを訳すと、
芝居がかった猫、癇癪を起こす、ご褒美をもらえないと
ブリティッシュ・ショートヘアのチェン・ガウダンは、一匹の大げさな猫である
となります。
中国の猫ですが、その“throw a hissy fit”ぶりをビデオで確認してみてください。
笑えます。