気になる英語表現(19‐66):kiss goodbye

  • 2019.03.08 Friday
  • 05:36

 

ガソリン価格が、アメリカで値上がりしているとか。

USA Todayは、そのことを“kiss goodbye”を使って報じています。

 

一体全体、どういうことなのでしょうか。

気になります。

勉強してみましょう。

 

kiss goodbye”が登場するのは、次の記事のヘッドラインです。

 

 You can kiss $2 gas goodbye: Here's why low pump prices are creeping higher
 Nathan Bomey, USA TODAY 
 Published 11:20 a.m. ET March 7, 2019 | Updated 11:56 a.m. ET March 7, 2019

 

おわかりでしょうか。

 

kiss goodbye”とは、「…を不本意ながらあきらめる」を表す熟語です。

 

「…にさよならのキスをする」という原意から派生したものです。

(この意味でも使えることは言うまでもありません。)

 

通常、上のように“kiss + 目的語 + goodbye”という形で用います。

 

pump price”は、「ガソリンスタンド店頭価格」。

 

creep”は、「…がゆっくり近づく」。

 

というわけで、ヘッドラインを訳すと、

 

 2ドルのガソリン、残念ながら諦めざるを得ないことに

 これが、安かったガソリンスタンド店頭価格がじわじわと高くなっている理由だ

 

となります。

 

(以下、ガソリン価格はすべて1ガロン(3.785リットル)あたりの価格です。)

 

これまでは、全米の多くのガソリンスタンドは、2ドル以下で販売していました。

ところが、ここにきて、そういうスタンドが減ってきているのです。

 

夏場の旅行シーズンには3ドルになるのではといわれています。

ちなみに、昨年の最高価格は5月25日の2.98ドルでした。

 

ここ数週間全米で値上がりしているのは、

この時期に精油所が年に1度のメンテナンスに入るからです。

 

実際、2月25日には2ドル以下のスタンドが全米1600店舗ありました。

ところが、先週後半には、350以下になったのです。

おそらく、いまは200未満だと見積もられています。

 

とはいえ、過去をふり返れば、この価格でも安いものです。

2008年7月17日には4.11ドルという高値をつけているのですから。

 

州別平均価格でいえば、最高値はカリフォルニア州の3.30ドル。

最安値は、サウスカロライナ州の2.20ドルとなっています。

 

こんなに安いのでは、米国人の化石燃料依存は減らず、

地球温暖化は進んでいくはずです。

嗚呼……。

 

コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2019 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM