気になる英語表現(19‐8):scoot

  • 2019.01.09 Wednesday
  • 06:00

 

ユナイテッド航空が、乗客に機内で“scoot”させてしまいました。

 

一体全体、ユナイテッドは何をしたというのでしょうか。

気になります。

勉強してみましょう。

 

scoot”が登場するのは、次の記事のヘッドラインと本文です。

 

 Paraplegic United passenger: 'I had to scoot down the aisle on my butt'
 David Oliver, USA TODAY 
 Published 12:46 p.m. ET Jan. 8, 2019 | Updated 1:27 p.m. ET Jan. 8, 2019

 

おわかりでしょうか。

 

scoot”は、この場合、「…が座ったまま手だけで前進する」という自動詞です。

 

通常は、動物に使われ、人間には使いません。

それだけ、それを余儀なくされた乗客は不愉快だったということです。

 

scoot”は、一般的に、「…が急いでいく」「…がスクーターで行く」という自動詞、

もしくは「突進」「スクーター」という名詞で使われます。

ですが、ほとんどの英和辞書には載っていませんが、上の意味もあるのです。

英語勉強家なら、知っておいて損はないでしょう。

 

paraplegic”は、「対麻痺の、下半身不随の」

 

butt”は、「けつ、尻」。

 

というわけで、ヘッドラインを訳すと、

 

 下半身不随のユナイテッド航空の乗客の証言:

 「私は、尻をつけて座ったまま通路を手で移動しなければならなかった」

 

となります。

 

この乗客は、カリフォルニアの高校のフットボール・コーチ。

 

先週のことでした。

新婚旅行でドミニカ共和国に行くときのことです。

シカゴのオヘア国際空港で乗り換えとなりました。

ところが、ユナイテッドは、機内の狭い通路で使える車椅子を用意していなかったのです。

そのために、コーチは“scoot”することを余儀なくされたのです。

 

怒ったコーチは、このことをFacebookに載せ、米ABCに通報しました。

それにより、この事件が明るみに出たのです。

 

あわてたユナイテッドは謝罪し、運賃の返金と2000ドルのクーポンを申し出ました。

しかし、コーチは金のためにやったのではないと、それを拒否。

ユナイテッドに身体障害者への手厚いサービスを求めた改善を要求しました。

 

世界中の航空会社が、もっと障害者の方々に優しくなってくれることを望みます。

 

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