気になる英語表現(19‐7):clemency

  • 2019.01.08 Tuesday
  • 06:13

 

米テネシー州の女性が、“clemency”を受けることができました。

おかげで、新たな人生を再出発できるようです。

 

一体全体、何を受けたのでしょうか。

気になります。

勉強してみましょう。

 

clemency”が登場するのは、次の記事のヘッドラインと本文です(掲載紙は、USA Today)。

 

 Cyntoia Brown, who was sentenced to life in prison at 16, granted full clemency
 Adam Tamburin and Anita Wadhwani, Nashville Tennessean 
 Published 1:04 p.m. ET Jan. 7, 2019 | Updated 2:36 p.m. ET Jan. 7, 2019

 

おわかりでしょうか。

 

clemency”とは、この場合、「恩赦」を表します。

 

本来、「温情、温和、寛大」を表す単語です。

それが、法律の世界では、上の意味で使われるのです。

 

sentence”は、「…に判決を下す」。

 

life in prison”は、「終身刑」。

 

grant”は、「…を与える」「…を許可する」。

 

というわけで、ヘッドラインを訳すと、

 

 シントイア・ブラウン、16歳で終身刑の判決を受け女性、完全恩赦が与えられることに

 

となります。

 

ブラウン服役囚は、1988年1月29日テネシー州生まれの30歳。

私生児です。

父親はだれだかわかりません。

母親が妊娠中に飲酒を続けたために、胎児性アルコール症候群をもって生まれました。

しかも、出産後、母親がコカインを常用します。

そのため、育児ができず、服役囚はブラウン家に養子に出されたのです。

 

ところが、16歳のときに家出してしまいます。

そこで、売春婦のヒモと知り合い、売春を始めてしまいました。

 

2004年8月6日、43歳の不動産業者と事に及んだ時、

ブラウン服役囚は身の危険を感じ、銃で同人を殺してしまったのです。

こうして、仮釈放の申請まで51年かかる終身刑を受けました。

 

転機は、2011年に怒ります。

同服役囚の悲しい生い立ちをまとめたドキュメンタリーが、PBSで放送されたのです。

『Me Facing Life: Cyntoia's Story』というものでした。

この反響が大きく、服役囚に“clemency”を与えよという動きが生まれたのです。

 

この結果、テネシー州のビル・ハスラム知事が、恩赦を与えることにしました。

今年の8月7日に仮釈放されます。

ただし、保護観察期間は10年です。

さらに、就職や社会奉仕の義務など、いろいろと条件はつきます。

 

ですが、ブラウン服役囚にとって、ありがたいことであることは間違いありません。

ぜひとも、新たな人生で幸せになってもらいたいと願ってしまいます。

 

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