気になる英語表現(18‐336):iron ass

  • 2018.12.03 Monday
  • 07:19

 

 

ジョージ・H・W・ブッシュ第41代米国大統領が、11月30日(金)に亡くなりました。

アメリカのマスコミは、そのことを大きく報じています。

 

それに関連して、ディック・チェイニー氏のコメントが取り上げられました。

チェイニー氏は、自身の内閣で第17代国防長官を務め、

息子のジョージ・W・ブッシュ第43代大統領の下で第46代副大統領を務めた人物です。

そのチェイニー氏を、第41代が“iron ass”と呼んだことに関してのものです。

 

一体全体、どういう意味なのでしょうか。

気になります。

勉強してみましょう。

 

iron ass”が登場するのは、次の記事のヘッドラインと本文です。

 

 Cheney addresses Bush ‘41’ criticism, admits he was ‘iron ass’ as vice president
 William Cummings, USA TODAY 
 Published 1:25 p.m. ET Dec. 2, 2018 | Updated 3:38 p.m. ET Dec. 2, 2018

 

おわかりでしょうか。

 

iron ass”とは、「鉄の意志をもった男」を表す名詞です。

 

直訳すれば、「鉄の尻」。

実際、「長時間モーターバイクに乗るライダー」を指すこともあります。

しかし、それだけがんばれるということは、鉄の意志を持っていることでもあります。

 

実際、“ass”は「人、者、奴」を俗語で表すこともあり、

上の意味が、そこから生まれています。

なお、この意味で“ass”が使われる俗語表現には、次のものがあります。

 

 dumb-ass 大バカ者、ぼんくら

 hard-ass 頑固者

 bad-ass 喧嘩好き,意地悪;すばらしい、いかした

 

address”は、「…を取り上げる,に対処する」。

 

というわけで、ヘッドラインを訳すと、

 

 チェイニー、第41代ブッシュの批判を取り上げ、

 自分が副大統領として「鉄の意志をもった男」であったことを認める

 

となります。

 

第41代は、国防長官としてのチェイニー氏を“iron ass”と高く評価しました。

ところが、氏が副大統領になると、しゃしゃり出たことを第41代が批判したのです。

それに対して、氏は9/11テロに対応するために、

あえて“iron ass”であり続けたとTVのインタビューで答えました。

 

チェイニー氏は、いまアメリカで大いに注目されている人物でもあります。

というのも、氏を主人公にした映画『Vice』が12月25日に全米公開されるからです。

 

氏を演じるのは、何とあのバットマン役者クリスチャン・ベイル

太って、頭をはげさせ、話し方まで似せて、チェイニー氏になり切っています。

 

他の主な配役です。

 

 リン・チェイニー夫人 エイミー・アダムス

 ドナルド・ラムズフェルド国防長官 スティーヴ・カレル

 ジョージ・W・ブッシュ大統領 サム・ロックウェル

 

監督・製作・脚本は、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015)で

アカデミー脚色賞を受賞し、同監督賞にノミネートされたアダム・マッケイ

盟友のウィル・フェレルも製作に参加しています。

 

絶対に面白い映画になっているはずです。

残念ながら、日本での劇場効果は未定。

早く観たいものです。

 

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