気になる英語表現(18‐232):fare

  • 2018.08.20 Monday
  • 08:55

 

 

クレイジー・リッチ!』(2018)という映画が、全米公開されました。

予想に反して、全米1位となったのです。

APが、そのことを“fare”を使って報じています。

 

一体全体、どういうことなのでしょうか。

気になります。

勉強してみましょう。

 

fare”が登場するのは、次の記事の本文です(掲載紙は、USA Today)。

 

 'Crazy Rich Asians' lives up to crazy high expectations with No. 1 debut
 Lindsey Bahr, The Associated Press 
 Published 12:26 p.m. ET Aug. 19, 2018 | Updated 3:05 p.m. ET Aug. 19, 2018

 

fare”の説明をする前に、ヘッドラインの解説をしておきましょう。

 

Crazy Rich Asians”は、「クレイジー・リッチ!」の原題

 

live up to”は、「(期待など)に応える」。

 

というわけで、ヘッドラインを訳すと、

 

 『クレイジー・リッチ!』、非常に高い期待に応え、全米1位デビュー

 

となります。

 

fare”が使われるのは、この記事の第1段落です。

読みやすいように改行して引用します。

 

 Glitz won out over guns 

 as the gilded romance "Crazy Rich Asians" made its debut at No. 1 this weekend,

 surpassing industry expectations

 and beating out action-packed fare like "Mile 22."

 

おわかりでしょうか。

 

fare”は、ここでは「娯楽作品」という意味で使われています。

 

一般の日本人英語勉強家なら、“fare”は「運賃」という意味を知っていれば十分です。

もしそこから派生した「乗客」という意味を知っておられたら、大したものです。

 

しかし、「食べ物」「料理」ならびに上の意味もあるのです。

fare”は、簡単そうに見える単語ほど奥が深いという英語の特徴を表した単語といえます。

 

この意味は、日本の英和辞書には載っていないものもあります。

この際、覚えてしまいましょう。

 

glitz”は、「(下品な)けばけばしさ、派手さ」。

 

win out over”は、「…に勝つ」。

 

gilded”は、「うわべを飾った」「金ぴかの」「裕福な」。

 

surpass”は、「…を上回る」。

 

beat out”は、「…をやっつける」。

 

action-packed”は、「アクションの詰まった」。

 

というわけで、この文を訳すと、

 

 ケバケバしさが、拳銃に買ってしまった。

 金ぴかロマンス『クレイジー・リッチ!』が、今週1位デビューを飾ったのだ。

 業界の予想を上回り、『Mile 22』というアクション満載の娯楽作品を打ち負かした。

 

となります。

(“glitz”と“gun”が頭韻を踏んでいるので、対訳でも「け」で頭韻を踏みました。)

 

クレイジー・リッチ!』(2018)が全米公開されたのが、8月15日(水)。

1800万ドルという予想を裏切って、3400万ドルを売り上げ、全米1位となりました。

 

本作は、ケヴィン・クワンの小説『Crazy Rich Asians』(2013)を映画化したものです。

 

Crazy Rich Asians(Assorted Cover Image) (Crazy Rich Asians Trilogy)
Anchor

 

ニューヨーク・シティに住む大金持ちの中国系米国人の恋人同士が、

シンガポールに行って起きる事件を描くロマンティック・コメディです。

 

G.I.ジョー バック2リベンジ』(2013)

グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(2016)の

ジョン・M・チュウが監督をするのを始め、

主役のコンスタンス・ウーヘンリー・ゴールディング

主要キャストはすべてアジア系であるところが、話題を呼んでいます。

他には、ミシェル・ヨーケン・チョンと有名スターも出ています。

 

Rotten Tomotoesでは、支持率92%で、10点満点中7.6点。

Metacriticでは、100点満点中74点。

CinemaScoreのファン投票では、「A」。

非常に評価の高い映画です。

 

中国パワーの恐ろしさを感じます。

 

日本では、9月28日公開。

日本でもヒットするのでしょうか。

 

Mile 22』(2018)は、マーク・ウォールバーグ主演のクライム・アクションです。

監督は、ピーター・バーグ

ウォルバーグとは、『ローン・サバイバー』(2013)『バーニング・オーシャン』(2016)

パトリオット・デイ』(2016)に次いで4度目のタッグとなります。

 

しかし、評判がよろしくありません。

Rotten Tomotoesでは、支持率20%で、10点満点中3.9点。

Metacriticでは、100点満点中40点。

CinemaScoreのファン投票では、B-となっています。

 

そのせいかもしれません。

8月17日に全米公開されて、1362万ドルしか売り上げられませんでした。

全米3位の売り上げです。

ここにきて、マーク・ウォルバーグの人気にも陰りが出てきたようです。

ファンとしては、残念でなりません。

 

Crazy Rich Asians』は、三部作。

続編が、2冊すでに刊行されています。

 

China Rich Girlfriend (Crazy Rich Asians Trilogy)
Anchor

 

Rich People Problems: A Novel (Crazy Rich Asians Trilogy)
Anchor

 

映画も、それに合わせて三部作になる予定だとか。

関心をもたれた方は、原作を読まれてはいかがでしょうか。

 

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