気になる英語表現(18‐177):haunt
- 2018.06.26 Tuesday
- 06:59
“haunt”が登場するのは、次の記事のヘッドラインです。
Cristiano Ronaldo's missed penalty costs Portugal – and could haunt it forever
Martin Rogers, USA TODAY
Published 4:31 p.m. ET June 25, 2018 | Updated 4:40 p.m. ET June 25, 2018
おわかりでしょうか。
“haunt”は、「…につきまとう」という他動詞です。
その他、
「(幽霊が)…に出没する」
「…をしばしば訪れる」
「(悪い記憶や予感など)を絶えず思い浮かぶ」
という意味があり、よからぬことにつきまとわれる様を表現します。
なお、自動詞では、「(幽霊)が出没する」という意味でよく使われます。
というわけで、ヘッドラインを訳すと、
クリスティアーノ・ロナウドがミスしたPKが、ポルトガルに負担をかける
もしかすると、同国に永遠につきまとう悪夢になるのかも
となります。
イラン戦後半53分、クリスティアーノ・ロナウドがエリア内で倒されます。
その結果、ポルトガルにPKが与えられ、ロナウドが蹴りました。
ところが、それをイランのGKがセーブし、追加点をあげられなかったのです。
この結果、ポルトガルはイランと引き分けてしまいます。
スペインと勝ち点「5」で並びはしたものの、総得点の差で2位となってしまいました。
そのため、ポルトガルは、決勝トーナメントにおいて、
フランス、アルゼンチン、ブラジル、ドイツ、イングランドと同じ山に入ったのです。
しかも、決勝Tの初戦はウルグアイ。
決勝まで進むには、強豪を倒し続ける必要が出たのです。
実に大変な道のりであり、そのことが上のヘッドラインにつながっています。
33歳のロナウドがW杯に出るのは、今回が最後のはず。
花道を飾れるのかどうか。
サッカーファン注目のポルトガル対ウルグアイ戦は、6月30日キックオフです。