気になる英語表現(18‐152):spelling bee

  • 2018.06.01 Friday
  • 07:32

 

アメリカで人気の高いものに、“spelling bee”があります。

90年前から、全米大会が開かれているほどです。

 

一体全体、これは何なのでしょう。

気になります。

勉強してみましょう。

 

spelling bee”が登場するのは、次の記事のヘッドラインと本文です。

 

 Why the Scripps National Spelling Bee has its largest pool of spellers ever
 Ryan W. Miller, USA TODAY 
 Published 1:21 p.m. ET May 29, 2018

 

おわかりでしょうか。

 

spelling bee”とは、「英単語綴り字競争」「スペリング・コンテスト」のことです。

 

bee”には、「ハチ」のほかに、「仕事や競技の集まり」「コンテスト」を表します。

そのために、上の用法が生まれたのです。

(なお、この両者は同じ“bee”という綴りですが、語源はまったく違います。)

 

Scripps National Spelling Bee”は、「スクリプス全米綴り字大会」。

Scripps”は、1941年からこの大会を主催している新聞社の名前です。

 

speller”は、「綴り字大会参加選手」。

 

というわけで、ヘッドラインを訳すと、

 

 スクリプス全米綴り字大会に、なぜ過去最高数の参加選手が集まったのか

 

となります。

 

毎年、“Scripps National Spelling Bee”は、ワシントンDC周辺で行われます。

今年の全米大会は、メリーランド州のナショナル・ハーバーで行われました。

アメリカでは非常に人気のあるイベントで、全米にTV中継されます。

 

 公式サイト:http://spellingbee.com/

 

今年の優勝者は、12歳のAnanya Vinayというインド系の少女です。

4万ドル(!)の賞金を得ました。

アナーニャさんの凄さは、上の記事の中のAPによるインタビュー動画でわかります。

極端に難しい単語の綴りとその意味をたちどころに応えるのですから。

 

さて、今年の全米大会には516名の“speller”が集まりました。

過去最高の参加者数です。

 

その理由は、今大会から、“RSVBee”という招待制度が設けられたからです。

RSVP”(お返事ください)からの造語が示すように、

地方選抜大会で敗退した選手でも、

学校の綴り字大会で優勝するか、過去に全米大会出場経験がある場合には、

出場申請ができるようになったのです。

こうして、855名の申請者の中から238名が承認され、全米大会に招待されました。

大会当局は、「公平さ(fairness)」を重んじた新制度だと説明しています。

貧乏英語塾長も、とてもよい制度だと高く評価します。

 

最後に、実際に大会で出題された単語をひとつ紹介しておきましょう。

arborvitae”。

これは、「ニオイヒバ:ヒノキ科クロベ属の常緑樹」のことです。

 

こんな難解な単語の綴りと意味を舞台上で発表しなければいけないのです。

参加者たちのレベルの高さに、貧乏英語塾長、圧倒されてしまいます。

 

全米大会で優勝するためには、3万語近い語彙力が必要です。

アメリカのインテリの層の厚さを思い知らされます。

 

みなさんも、全米大会“speller”レベルをめざして勉強してください。

 

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