気になる英語表現(18‐109):raise a stink

  • 2018.04.19 Thursday
  • 05:27

 

米の田舎町が、ニューヨークから運ばれたあるものに対して“raise a stink”しています。

 

一体全体、どうしたというのでしょう。

気になります。

勉強してみましょう。

 

raise a stink”が登場するのは、次の記事のヘッドラインです。

 

 Small Alabama town raises a big stink about abandoned New York City 'poop train'
 Associated Press,USA Today
 Published 8:00 a.m. ET April 18, 2018 | Updated 9:04 a.m. ET April 18, 2018

 

おわかりでしょうか。

 

raise a stink”は、「…が強く抗議する」という自動詞用法の熟語です。

 

「…が騒動を起こす」「…が騒ぎ立てる」という意味から派生したものです。

つまり、反対や不満を示すために騒ぐことを表しています。

stink”に「騒ぎ」「騒動」という意味があるためです。

 

ただし、ここではそれに加えて、“stink”の別の意味も同時に込められています。

それは、「悪臭」という意味です(同義語は、本文で使われている“stench”)。

自動詞なら、「…が悪臭を放つ」を表します。

 

この悪臭は“poop”に由来します。

これは「大便(stool)」を可愛らしく表現する言葉です。

「うんち」と覚えておくとよいでしょう。

 

つまり、ヘッドラインの“stink”は、

poop”が放つ「悪臭」とそれが引き起こした「抗議行動」をかけているのです。

 

というわけで、ヘッドラインを訳すと、

 

 アラバマの小さな町、見捨てられたニューヨーク・シティの「ウンチ列車」に大抗議

 

となります。

 

記事によりますと、舞台はアラバマ州パリッシュという人口982人の町です。

そこに、ニューヨーク・シティ(NYC)から運ばれた糞尿を詰めた大量のコンテナ列車が、

過去2か月間止められていて、悪臭を放っているというのです。

その匂いは、「腐った死体(rotting corpses)」のようだと町長がいいます。

 

実は、アラバマ、ジョージアなどの南部の州は、最近あらゆる廃棄物の投棄場になっています。

サウスカロライナには、核廃棄物の貯蔵庫があるくらいです。

そのため、NYCの糞尿(human waste)も、ここに捨てられています。

 

NYCの糞尿は、NYCで処理すればよいのではと考えますが、そうもいかないようです。

海に投棄することが、環境破壊につながるためです。

そのため、土地が安価で投棄に関して法律が緩いアラバマ州が投棄場にあてられています。

 

その投棄場は、パリッシュから30劼舛腓辰箸里箸海蹐砲△蝓

昨年からNYCの糞尿を受け入れています。

しかし、その悪臭がひどくて、裁判になった結果、糞尿をそこに捨てられなくなり、

1月からウンチ列車がパリッシュに停まっているというわけです。

 

いやはや、記事を読むだけで悪臭が立ち込めてくる気がします。

一日も早く解決しないと、住民がかわいそうです。

 

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