気になる英語表現(18‐38):overture

  • 2018.02.07 Wednesday
  • 08:40

 

米海兵隊士官が行った“overture”が、問題となっています。

 

一体全体、どういうことなのでしょう。

気になります。

勉強してみましょう。

 

overture”が登場するのは、次の記事のヘッドラインと本文です。

 

 Two women say Marines did nothing after they complained of sexually explicit overtures by officer
 Tom Vanden Brook, USA TODAY 
 Published 4:13 p.m. ET Feb. 6, 2018 | Updated 4:43 p.m. ET Feb. 6, 2018

 

おわかりでしょうか。

 

overture”は、ここでは「提案」「申し入れ」「発議」という名詞です。

 

overture”は、「(オペラなどの)序曲」としてよく知られていますが、

こういう意味もあるのです。

 

なお、「…を申し出る」という他動詞でも使えます。

発音は、「オウバチャー(óuvərtʃùər)」と最初にアクセントを置きます。

お間違いなく。

 

Marines”は、「海兵隊」。

“Marine Corps”となると、特に「米海兵隊」を指します。

なお、この“corps”は、仏語起源なので、「コー(kɔ́ːr)」と発音します。

 

explicit”は、この場合は「露骨な」「どぎつい」という訳語がベスト。

 

というわけで、ヘッドラインを訳すと、

 

 ふたりの女性、海兵隊が何もしないと発言

 ふたりが、士官による性的に露骨な誘いに苦情を申し立てたにもかかわらず

 

となります。

 

ふたりの民間士官(civilian official)の女性が、海兵隊で働いていました。

ところが、その上司デイヴィッド・チーク少佐が、ふたりにセクハラをしたのです。

それは2013年に起きたのですが、ふたりは報復(retaliation)を恐れ、黙っていました。

 

それでも、ふたりは、2014年にセクハラを申し立てます。

それによって、捜査がやっと開始されたのですが、海兵隊はきちんと処理していません。

その無為無策を、USA Todayが報じたというわけです。

 

申し立てによると、少佐はふたりの女性と個別に閉じられた部屋で会い、

パンツこそ脱がないものの、男性器が勃起しているのを見せつけたというのです。

やれやれ。

 

ひとりのシェリー・イェッターさんのご主人は海兵隊中佐(Lieutenant Colonel)。

つまり、少佐(Major)よりも階級はひとつ上です。

そして、イェッターさんは同じく中佐待遇として働いていたのです。

 

にもかかわらず、何もしていないという少佐の発言を海兵隊が鵜呑みにしたために、

外部に向かっての発言となったようです。

 

軍隊におけるセクハラのひどさは、有名なところ。

女性兵士、女性民間職員が増え続けるいま、海兵隊も変わらなければ困ります。

 

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