気になる英語表現(17‐203):affluenza

  • 2017.08.04 Friday
  • 04:07

 

USA Todayの論説で、飲酒運転撲滅が主張されています。

そのときに使われたのが、“affluenza”という言葉です。

 

一体全体、どういう意味なのでしょう。

気になります。

勉強してみましょう。

 

affluenza”が登場するのは、次の記事のヘッドラインと本文です。

 

 Are we raising a generation of 'affluenza' teens?
 Colleen Sheehey Church, Opinion contributor 
 Published 6:41 a.m. ET Aug. 3, 2017 | Updated 7:12 a.m. ET Aug. 3, 2017

 

おわかりでしょうか。

 

affluenza”は、“affluence”(裕福)と“influenza”(インフルエンザ)の合成語です。

日本の辞書では、「金満病」「金持ちにある精神障害」と訳されています。

 

それだけではピンとこないでしょうから、もう少し説明しましょう。

 

Wikipediaによる“affluenza”の定義です。


  a painful, contagious, socially transmitted condition of

 overload, debt, anxiety, and waste resulting from the dogged pursuit of more

 

 頑固に要求を続ける結果生まれる過負荷、負債、不安、浪費の

 痛切で伝染性の高い社会的に伝わる状況

 

これは、わかったようなわからないような定義です。

しかし、そこから派生した定義だと、よくわかります

 

 an inability to understand the consequences of one's actions

 because of financial privilege

 

 財政的特権を持つがゆえに

 自分の行動の帰結を理解できないこと

 

つまり、金もちなのをいいことに、ろくでもないことをすることが“affluenza”なのです。

 

というわけで、ヘッドラインを訳すと、

 

 「金満病」十代の世代をわれわれは育てているのか

 

となります。

 

どういうことかといいますと、米国では十代の飲酒運転死亡事故が多発しているというのです。

この結果、多くの人が犠牲になっています。

その事故を起こしているのが、“affluenza”の十代だというわけです。

 

affluenza”の典型として用いられるのが、イーサン・カウチ(Ethan Couch)です。

1997年4月11日テキサス生まれのカウチは、2013年に飲酒運転事故を起こします。

この結果、4人が死亡し、9人が負傷しました。

その後、執行猶予(probation)となったのですが、その間にメキシコに逃亡します。

そのために、2016年から2年間の服役となっています。

 

日本でも、薬物服用を含めた酩酊運転の事故はなくなりません。

「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」の精神は、どこへ行ったのでしょう。

老若男女、車に乗るなら、安全運転をしてもらいたいものです。

 

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