気になる英語表現(17-123):rollback

  • 2017.05.14 Sunday
  • 03:46

 

ミシェル・オバマ元大統領夫人が、トランプ政権を批判しています。

そのことを、USA Todayは‟rollback”という言葉を使って報じました。

 

どういう意味なのでしょう。

気になります。

勉強してみましょう。

 

rollback”が登場するのは、次の記事のヘッドラインと本文です。

 

 Michelle Obama slams Trump school lunch rollback, says kids will eat 'crap'
 Fredreka Schouten, USA TODAY 
 Published 11:39 a.m. ET May 13, 2017 | Updated 46 minutes ago

 

おわかりでしょうか。

 

rollback”とは、ここでは「後退」という意味です。

その他、「(価格の)引き下げ」という意味もあります。

 

ご想像どおり、‟rollback”は、‟roll back”という熟語から生まれた名詞です。

roll back”は、もともとは、「…を丸めて片付ける」という意味。

ここから、「…を押し返す」「…を押し戻す」という意味となって、

…を後退させる」という意味が生まれ、上の名詞につながります。

 

slam”は、「…を激しくたたきつける」という意味。

そこから、「…を非難する」「…を糾弾する」という意味でも使われます。

 

crap”は、大便を表現する柔らかい言葉です。

日本語だと「うんち」という感じでしょうか。

同じように、幼児語として‟poop”が広く使われ、大人も使います。

shit”は「クソ」という汚い罵倒語ですから、人前では使えません。

 

なお、‟crap”には、「たわごと」「うそ」「がらくた」という意味もあります。

オバマ夫人は、それを念頭に置いて使ったとみられます。

 

というわけで、ヘッドラインを訳すと、

 

 ミシェル・オバマ、トランプ政権の学校の昼食の後退を非難、

 子供たちは「うんち」を食べることになると発言

 

となります。

 

オバマ夫人は、アメリカの子供たちの食育に熱心な人物です。

在任期間中は、ホワイトハウスの菜園で野菜作りをしていました。

肥満その他の問題が蔓延するアメリカを変えたかったからです。

 

ところが、今月1日にソニー・パーデュー農務長官が、学校の昼食メニューにおける

全粒粉のみの使用と塩分の削減の規則を緩和すると発表したのです。

オバマ夫人としては、許せなかったのでしょう。

 

記事によると、オバマ夫人は、‟Partnerships for a Healthier America”の大会に出席し、

「トランプ」という名前こそ出さなかったものの、

辛辣に現政権の食育の‟rollback”を糾弾したといいます。

 

人間は、食べるものでできている生物です。

ゆえに、食事ほど大切なものはありません。

それを軽んじようとするトランプ政権。

その本意はどこにあるのでしょう。

まったくもって、謎の多い政権です。

 

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