気になる英語表現(17-97):pop

  • 2017.04.17 Monday
  • 08:09

 

The New York Timesを読んでいたら、面白い健康記事を見つけました。

ビタミンDに関するものです。

 

その際に、‟pop”という単語が使われています。

しかも、一般の日本人英語学習者には馴染みのない意味でなのです。

 

どういう意味なのでしょう。

気になります。

勉強してみましょう。

 

pop”が登場するのは、次の記事のヘッドラインです。

 

 Why Are So Many People Popping Vitamin D?
 By GINA KOLATA APRIL 10, 2017

 

おわかりでしょうか。

 

pop”は、この場合、「…を服用する」「…を飲む」という意味の他動詞なのです。

 

pop”は、「ポンという音」という名詞の意味がベースとなります。

そこから、自動詞なら「…がポンと音を立てる」「…が破裂する」、

他動詞なら「(ポンという音)を立てる」「…を破裂させる」、

副詞なら「ポンという音を立てて」、

という意味で使われます。

 

ところが、由来はわかりませんが、

「薬やビールを飲む」ことを‟pop”で表すようになったのです。

口語表現ではありますが、覚えておくとよいでしょう。

 

なお、語源はまったく違いますが、

名詞で「パパ」「父親」、

形容詞で‟popular”の短縮形として「ポップな」「人気のある」

名詞で「ポップ」

という意味もありますから、混同しないようにしてください。

 

いつも申し上げているように、簡単に見える単語ほど奥が深いのです。

 

というわけで、ヘッドラインを訳すと、

 

 なぜこれだけ多くの人がビタミンDを服用するのか

 

となります。

 

記事によると、あまりに多くの米国人が自分はビタミンD欠乏症だとおもいこんでいて、

その結果、頻繁にビタミンDが足りているか血液検査を受けているのだとか。

 

というのも、ビタミンDを‟pop”すると、うつ病、疲労、筋肉の衰退、心臓病、がんの予防になる

と信じられているからです。

 

ところが、最新の研究では、その根拠は薄弱なようです。

しかも、ビタミンDを‟pop”しすぎると、

食欲不振、吐き気、嘔吐、衰弱、頻尿、腎臓疾患を引き起こします。

 

ビタミンDがないと骨がもろくなり、骨粗しょう症になりやすいといいますが、

記事では、日光に浴びれば十分といいきります。

そうすれば、体内でビタミンDが生成されるからです。

 

日本語の多くのサイトでも、ビタミンDの効用を取り上げた記事が大量に見つかります。

しかし、科学的根拠のないものも少なくなさそう。

やはり、サプリメントを‟pop”する場合には、よく研究してからのほうがよさそうです。

 

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