イチロー選手:治療に2か月かかる怪我を8日で治すプロフェッショナル

  • 2017.03.16 Thursday
  • 10:35

 

 

イチロー選手は、43歳。

大リーガーで、現役最年長です。

 

この年齢までプレーできる秘密は、完璧な体調管理にあるといわれます。

実際、その徹底ぶりには頭が下がります。

その結果、他の選手との接触事故による怪我も、8日間で治してしまったのです。

 

見習いたいものです。

 

**********

 

全治2カ月のケガがわずか8日で回復!?驚異の肉体を誇るイチローの秘密兵器。

03月15日 11:00 

 

 侍JAPANの熱い戦いに日本中が熱狂している。主戦場である東京ドームから遠く離れること約1万2000キロ。イチローがスプリング・トレーニングを行うフロリダ州ジュピターには今年も南国特有のゆったりした空気が流れている。

 

 マーリンズからは右翼のジアンカルロ・スタントンと中堅のクリスチャン・イエリチが米国チームへ、三塁手のマーティン・プラドはベネズエラ、エースのエディンソン・ボルケスはドミニカへと合流し、チームの顔が4人も抜けたスプリング・トレーニングは物足りなさを感じるのも事実。更にはチーム1の人気者、イチローもまだ全力プレーを見せるには至っていない。

 

選手との接触で痛めた腰は「まだ全快じゃない」。

 

 2月21日に同僚の招待選手ブランドン・バーンズ外野手と激突した影響で痛めた腰の状態を本人はこう説明する。

 

「まだ全快じゃないですから。体が。まだまだ抑えながらやります」

 

 オープン戦には3月5日から出場し、安打も記録芯で捉えた打球が多く、打撃内容はいい。本人も打撃に関しては「出したいと思ったら、そこに(バットは)来る感じはしますけどね。打つのは負担が少ない」と言うものの、「走ったり、投げたりが(まだ通常ではない)……」。

 

 外科医の見地からすると、今回の右膝打撲と腰の筋挫傷は一般的な選手ならば完全復帰まで2カ月かかる可能性もあったと聞く。だが、イチローが全体練習を離れ、電気治療と初動負荷理論の特殊マシンでトレーニングをした別メニュー調整期間は8日間だけ。43歳の肉体は何故それだけケガに強く、回復が早いのか。マーリンズのトレーナー陣も驚きの声を上げている。

 

総額1000万円のトレーニング機器を運び込む。

 

 今年もイチローはクラブハウス横に大きなコンテナを2つ運び込み、鳥取のワールドウィングエンタープライズが特許を持つ初動負荷理論の特殊マシン(B.M.L.Tカムマシン)を9台持ち込んだ。

 

 昨季まで使用していたものに加え、この春からは新機種3台も投入。フロリダ特有の高温多湿な気候と雷雨に耐え得るよう特殊ステンレス素材を使用し、設備投資額はそれだけで約1000万円にも及ぶ。その新マシンは主に骨盤と股関節の機能向上と柔軟性を高めることで大きなトルク(体のねじりの強さ)を生み出す効果がある。

 

初動負荷理論がイチローの肉体を若返らせる!?

 

 実はイチロー、このマシンを3セット持っている。キャンプ地に運び込んだ9台はシーズンになればマーリンズ・パークへと移動され、残りはマイアミの自宅と神戸でオフにトレーニングを行うため日本に1台保管している。一年中、マシンと向き合い、トレーニングを欠かさないことが、今回も2カ月を要する可能性のあったケガを8日間での復帰に短縮させたのだった。

 

 ワールドウィングエンタープライズの小山裕史代表(博士/人間科学)は初動負荷理論を「神経と筋肉の機能とその協調性を高めるとともに、これによる脳の先行活動と、その機能を促進することを目指したもの」と説明する。

 

 このマシンでのトレーニングは、脳血管障害で歩行困難となった方が自力歩行出来るようになった事例が多々あり、イチローの場合は、体をアンチエイジング化させている一面も持っている。

 

塁間速度の向上も特殊マシンによる鍛錬のたまもの。

 

 小山代表が解説してくれたことをわかりやすく説明すると以下のようになる。

 

B.M.L.Tカムマシンでトレーニングをし続けることで、血液の高酸素状態を作り出すことになる。一般的に高酸素を作り出すと活性酸素も生まれるが、この場合はそれがない。全身が高酸素状態に保たれることでアンチエイジングに繋がり、それが打撲や筋挫傷を最小限のものとし、回復を早めることにもなる

 

 '15年シーズンでは「3.98秒」でメジャー5位だった本塁から一塁まで速度を昨季は「3.7秒」に短縮させた驚異的事実や、今回の「2カ月」を「8日」に縮めた異例も、初動負荷理論の特殊マシンでのトレーニングなしにはあり得ない。この事実はイチロー自身が認めている。

 

例年以上の充実したトレーニングはケガの功名?

 

 別メニュー調整をした8日間、イチローは午前7時に球場入りし、帰路に就くのは測ったように午後3時となった。連日、8時間のうち電気治療は3時間、残りの5時間の大半は専用ジムでのトレーニングだった。そして、全体練習復帰後にイチローはこの言葉を残した。

 

「トレーニングの量は過去にない量ができましたからね。この(ケガの)おかげで。まぁ、これも良かったなと言えるように、ちゃんと僕がしなくてはいけない。今まで通りの考え方ですよ」

 

 最新のトレーニングで不死身の体を作りだし、不測の事態で起こったケガも前向きに捉え直し、更なる野球技術の向上へと繋げようとする果てしない向上心。今年も年齢の概念を覆すシーズンが始まろうとしている。

 

文=笹田幸嗣

 

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すごいですね。1000万円のセットを3セット。

その金額だけでも、びっくりするのに、

それを使って、2か月かかる治癒期間を8日に短縮してしまたのですから、たまげます。

第一、怪我をしているのに、1日5時間も練習していたという事実にも驚かされます。

 

努力は、裏切らない。

 

イチロー選手を見ると、そう素直に信じられます。

 

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