不倫が、「芸の肥やし」であるはずがない

  • 2016.09.18 Sunday
  • 08:36

 

本業以外を「諦める」。

成功したければ、大切なことだと申し上げました。

『シン・ゴジラ』の矢口蘭堂を見習えとも申し上げました。

 

そんな貧乏英語塾長ですから、「諦め」ない人は、信用できません。

 

歌舞伎俳優・中村橋之助の不倫が報道されました。

本人の謝罪会見のみっともなさと細君・三田寛子さんの健気な対応が話題になっています。

 

そこで、三田さんが使ったのが、

うちには『芸の肥やし』とかないですから

という名文句でした。

 

その通りだと思います。

 

八代目中村芝翫襲名公演を目前に控えているこの時期に、

こんなごたごたに巻き込まれて、何のプラスがあるのでしょう。

橋之助は、どうして不倫関係を「諦め」られなかったのでしょう。

 

夫婦関係のことですから、細部まではわかりません。

しかし、一歌舞伎ファンとして、橋之助の才能を買っていただけに、とても残念です。

 

貧乏英語塾長は、本業をおろそかにして、別のことで話題になる人を尊敬しません。

10月の公演を楽しみにしていたのに、バカにされた気がします。

 

もちろん、不倫したところで、その不倫が発覚したところで、

橋之助の芸には関係ないという意見もあることでしょう。

 

しかし、ファンとしては、「関係ない」程度の芸など観たくないのです。

「芝翫を襲名して、ぐっと芸のレベルが上がった」といいたくなる上々吉の芸を観たいのです。

 

不倫会見を見ましたが、橋之助はもともと気の小さい人なのでしょう。

緊張したせいで、日本語がメチャクチャでした。

こんな橋之助に、襲名公演での名演が期待できるのか、疑ってしまうのです。

 

ファンとしては、非常に残念な事件です。

 

他方、やっと今週観にいけそうな、今月の歌舞伎座をご覧ください(上掲ポスター)。

中村吉右衛門、坂東玉三郎というふたりの人間国宝が、『吉野山』という名作を上演しています。

劇評家の皆さんから、絶賛されている舞台です。

 

しかし、このおふたりには、不倫だの、恋愛沙汰だの、とんと聞こえてきません。

実際にやっていないのか、マスコミ操作が上手いのか。

少なくとも、不倫や浮気が「芸の肥やし」にならないことは、このふたりが証明しています。

 

橋之助の実兄中村福助も不倫報道のあと、脳梗塞で倒れ、再起の声が聞こえてきません。

実父七世芝翫が、浮気ひとつもしない、長命で真面目な名女形であったことを考えると、残念でなりません。

 

成功したければ、本業以外は「諦める」。

肝に銘じたいものです。

 

今日の教訓:「本気」でないものには、断じて手を出してはいけない!

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