プロを目指す子は人前で泣かないでほしい

  • 2016.08.14 Sunday
  • 11:27

 

最近は、有名無名を問わず、男でも、女でも、人前で泣く人が多いものです。

 

貧乏英語塾長、そのたびに、うんざりします。

うれし泣きだろうが、くやし泣きだろうが、人前で流す涙を見るのが好きではないのです。

他人の前で、これだけ興奮してしまう人は、とても信用できるように思えないからです。

 

そしたらば、同じ意見をプロゴルファーの古閑美保さんが、ずばりいってのけてくれました。

胸のすく思いです。

 

**********


球児よ、プロ目指すなら泣くな ゴルフ・古閑美保さん
朝日新聞 2016年8月14日07時18分

 

■甲子園観戦記

 

 木更津総合の早川君がいいって聞いて来ましたけど、ほんとだ。コントロールがすごい。唐津商の谷口君は独特のフォームだあ。

 

 私、野球少女だったんです。

 

 3歳のとき、私がおもちゃのバットで打ったら、ボールがいい角度で上がったそうです。高校球児だった父がめちゃくちゃ感動して、英才教育が始まりました。

 

 山でドングリを集めてきては、打ちました。5歳ぐらいになると、スイングでろうそくの火を消す練習。父の理想は巨人の篠塚さんだったから、私は右利きなのに左打ち。父はいつも「美保ちゃんはすごい。日本で初めての女のプロ野球選手になれる。日本一になれる」って。もう溺愛(できあい)。親の言うことだから、私も信じてました。

 

 小学3年で学校の野球部に。バッティングだけはずっとやってきたから、結構打てました。プロ野球のソフトバンクやオリックスで活躍した馬原孝浩さんからホームランを打ったこともあります。

 

 でも5年生からゴルフも始めて、野球をやめることになります。父はずっとゴネてました。でも親戚に「野球やっても女はプロになれん」って説得されて、最後は渋々「ゴルフしよか」って。

 

 ずっと「日本一」と言われて育ちましたから、1番しか考えなかった賞金女王にもなりましたけど、試合でずっと2位でもとれるタイトルなんて、どうでもよかった。ただ、目の前の試合に勝てないのが悔しかった。1番になるために死ぬ気で頑張ってきました

 

 頑張れたのは高校3年のときに出会ったゴルフの師匠、清元登子(たかこ)さんがいたから。先生が厳しく見張ってくれなかったら、逃げ出してました。ゴルフが好きなんじゃなく、仕事としてやってましたから。11年にすっぱり引退したのは、その2年前に先生が脳梗塞(こうそく)で倒れられたことが大きいです。

 

 負けた唐津商には、泣いてる選手もいます。高校野球に涙はつきものだけど、プロを目指す子は人前で泣かないでほしい。これは清元先生の教えなんです。「泣くのを我慢できないで、試合で自分をコントロールできるはずない」って。だから私は負けて泣いたことない松井秀喜さんやマー君は甲子園で負けて泣かなかった。ね、すごい選手になってるでしょ。

 

 私の子にはスポーツはしてほしいけど、プロにはなってほしくないなあ。子どもが生まれたら一切仕事はしないです。異常なまでの愛情を受けて育ちましたから、それは自分の子に返したい。まあ、まだ結婚してないんですけどね。(構成・篠原大輔)

 

**********

 

本当にそうだと思います。

古賀さんの師匠である清元登子さんがおっしゃるように、

「泣くのを我慢できないで、試合で自分をコントロールできるはずがない」

のです。

 

一般社会人の場合なら、「試合で」を「仕事で」と切り替えればよくおわかりでしょう。

 

どんなに悔しい目に遭っても、人前では泣かず、

泣きたかったら、ひとりになって、泣いてください。

 

このくらいの自制心がなければ、その仕事で食べてはいけません。

 

INDECの会員諸君にも、残念ながら、過去に希望に沿わぬ左遷をされた会員が何人かいます。

そうした会員が別れのあいさつに来てくれると、そのほとんどが泣きます。

すべて男です。

中には、送別会の飲食店のカウンターで大声で泣いた元男性会員もいます。

カウンター越しの店の人がビックリしていました。

 

申し訳ありませんが、貧乏英語塾長、ガッカリしたものです。

 

クラスの中では、常に、

 

「人前で泣かなりようにしよう」

「自分を憐れんではいけない」

 

と指導していたのに、泣く会員はやっぱり泣いてしまうからです。

指導力不足を痛感する瞬間です。

 

会社は、

感情をコントロールできず、ちょっとしたミスで落ち込んで、期待する仕事ができない社員を、

左遷するのです。

 

周囲の人間のことも考えられずに、感情に溺れる人間では、仕事はできません。

左遷されるのも、いいにくいことではありますが、むべなるかなです。

 

それに対して、自分の希望通りの仕事をしている会員は、まず泣きません。

こうでなければ、仕事で成功することはできないのです。

 

貧乏英語塾長自身のことをいえば、人一倍の泣き上戸です。

映画や芝居を観ていたら、すぐに泣いてしまいます。

 

しかし、それはプライベートのとき。

仕事では、会員諸君の前では、泣きたくなったことはありますが、涙をこぼしたことはありません。

それが、プロというものだと思って自戒しているからです。

 

ぜひとも、古閑美保さんの教えを守って、

負けても、どんなに屈辱的なことがあっても、

笑えとはいいませんから

人前で泣くのだけは我慢してください。

それがプロとして仕事をする自分の矜持だと思って。

 

今日の教訓:人前の涙は、運と信用をなくす!

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