自己投資しないのは、自己投資している人のそばにいないから

  • 2016.04.26 Tuesday
  • 14:00
つかこうへい正伝 1968-1982
長谷川 康夫
新潮社

「成功したければ、成功した人の金魚のフンになるのがいちばん」と以前申し上げました。

同じく、まだ成功していなくても、成功しようとがんばっている人とつるむのは、効果があります。
一匹狼よりも、チームのほうがはるかに強力ですから。
 
会社、学校、劇団、スポーツチーム、仲間、家族。集団でまとまって行動すると、そこには「同調の圧力」が働き、個人の能力を高めたり、逆に下げたりします。

極端なことをいえば、その人が付き合う人で、その人の運命は決まるのです。

学校・会社・配偶者選びで、その人の人生の大半が決まるのは事実ですから、これを否定するわけにはいきません。ゆえに、学校・会社・配偶者選びには神経をどれだけ注いでも注ぎ足りないことはないのです。

ところが、それを無造作にやっている人が大勢います。そういう人は、どんどん自分が達成したい目標から遠ざかります。

東大に入りたいと思ったら、いちばん簡単なのは、同じ意思をもった仲間がいっぱいいる中学・高校に通うことです。
甲子園に出たいと思ったら、いちばん簡単なのは、甲子園に出たい仲間がいっぱいいる野球部に入ることです。

こういうシンプルな事実を無視して、一匹狼になっても、よいことなど何もありません。

1968年から1982年までの稀代の演劇作家・演出家つかこうへい(1948年4月24日‐2010年7月10日)の活躍ぶりを描いた上掲の『つかこうへい正伝』を読むと、すぐれた劇団というのも、作家・演出家・俳優が常に一緒にいて、同じ目標に向かって精進することでしか、時代を変えるほどの大成功は収められないとわかります。

著者の長谷川康夫さん(1953年6月12日生まれ)は、劇団つかこうへい事務所の創設時から、つかこうへいとともに常に俳優・裏方・原稿下書き助手として行動を共にした人です。ゆえに、『熱海殺人事件』や『鎌田行進曲』などの名作ができあがる過程をつぶさに見ており、それがこの大著となって結実しています。

つかこうへい事務所解散のあと、長谷川さんが脚本家・演出家として成功されておられるのも、若いときに、つかこうへい以外にも平田満・三浦洋一・風間杜夫・根岸季衣・石丸謙二郎の諸氏と切磋琢磨された結果です。

勉強できないと思うのなら、一念発起、熱心に勉強している人が大勢いる場所に行くのです。
そして、勉強家の仲間を作るのです。
そうすれば、必ず勉強はできます。

勉強できないのは、あなた自身の資質の問題というよりも、あなたが熱心な先生や熱心に勉強している人の近くにいないことが問題なのです。環境を変えれば、必ず勉強できるようになるのですから。

今日の教訓:勉強は、チームでやるものだ!
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